あなたの街の青年会議所 & 日本の底知れぬ力 & 地域再興先進事例

あなたの街の青年会議所 & 日本の底知れぬ力 & 地域再興先進事例

【北海道美唄市】アルテピアッツァ美唄 視察

あなたの街の青年会議所 & 日本の底知れぬ力 & 地域再興先進事例 2015.04.30

アルテピアッツァ美唄はかつて日本有数の炭鉱都市だった美唄市の山間にある野外彫刻公園です。
公園には地元出身の国際的に知られるイタリア在住の彫刻家、安田侃氏の大理石やブロンズの作品40点余が展示されています。炭鉱住宅街跡に再生された木々茂る山々や清流に囲まれた空間では、四季の移り変わりを満喫できます。造2階建ての旧小学校校舎は数十年前の標準的建築様式で、地域の人々のみならず訪問者の郷愁を誘います。現在、ギャラリーそして一部は市立幼稚園として使用され、彫刻と将来を担う子どもたちが共存しています。元体育館や丘のふもとにある大理石のステージはコンサートや舞踏、講演会場ともなり、ギャラリーでは様々な展覧会が開かれます。
イタリア語で芸術広場を意味するアルテピアッツァ。そこでは現代彫刻が自然と深く調和し、人々を魅了します。アルテピアッツァ美唄は自然、人、芸術の新しいあり方を提示してきました。それは改めて自分をみつめる時間と空間を息づかせるという、芸術の本質を呈す安田侃氏の作品によって表現されています。
美唄でも多くの悲しみを生んだ炭鉱事故が起こり、地底には犠牲になった炭鉱夫が今も眠っています。アルテピアッツァ美唄の中にある木造校舎、体育館はかつて炭鉱夫の子供達が過ごした学び舎です。炭鉱町の人々の故郷として、その記憶や思いを次の世代へ語る場として、美唄の歴史を繋いでいきます。アルテピアッツァ美唄の中にある木造校舎・ギャラリー・体育館・アートスペースは、炭鉱町の小学校として1950年に開校した「美唄市立栄小学校」の校舎です。炭鉱のピーク時には児童1250人が在籍しましたが、閉山により児童数が約60名まで減少し、1981年に美唄市立栄幼稚園数が入った校舎の一部を残し閉校しました。
2007年春にオープンした「カフェアルテ」高い天井と大きな薪ストーブがあり、夏はテラスも席も用意してあります。
思い思いにくつろいで頂ける空間は散策の後の一休みに最適です。最後に炭鉱の記憶推進事業団・吉岡理事長より、130年前の炭鉱発見から80年かけて絶頂に達し、その後50年で衰退した北海道各地の炭鉱町の歴史や現状、残された炭鉱遺産と、その当時まちにあった独特の雰囲気などを含め歴史を学び伝えることや、空知地区の炭鉱遺産を主として活用し、地元のまちづくりに活用して行く考えを、ご講演頂きました。

DSC_4449

2007年オープンカフェアルテ横にて集合写真


DSC_4420

体験工房にて炭鉱の記億推進事業団の説明


DSC00132

‘廃校後にアートスペースとして再利用


DSC_4356

安田侃氏のアート作品